
京セラ株式会社 機械工部事業部
開発の背景
切削工具の摩耗予測を識者の経験則に依存して行っており、大雑把な予測しかできない状況でした。識者でさえも精度に欠ける予測しか提供できず、客先への提案に根拠がなく、販促活動が進まないケースがありました。
摩耗予測ができれば、既存のお客様に対しても新規顧客に対しても商談が成立する可能性が高くなると考え、予測モデルの開発が求められておりました。
課題
- 工具摩耗予測が識者の経験則に依存しており、大雑把な予測しかできない
- 予測の根拠が不足しているため、客先への提案が困難
- 正確な摩耗予測がないため、販促活動が効果的に行えない
結果
- 平均誤差率15分以内の最終加工時間の予測モデルを開発
- 予測モデルをアプリ化し、営業の販促ツールとして利用
- 売上向上や新製品開発に貢献
摩耗の予測値を確認できるUI
